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オランダ流のサービス

オランダの物流企業TNTの郵便部門であるTNT Postは、テールリフトの整備についてHiabと契約を締結するとともに、自社の荷役ソリューションにとって最適な価格を見つけました。

物流企業TNTのトレードマークのオレンジ色は、世界200ヶ国以上で見ることができます。オランダ国内でTNTは2つの部門を抱えています。速達便サービスでは、あらゆるサイズの荷物を目的地まで配達する一方、郵便部門は、手紙、雑誌および広告を集め、国内外の宛先に届けています。

TNT Postの本社は、この国の行政の中心地であるハーグにあります。このグローバルカンパニーには、オランダ国内だけでも60,000名の従業員がおり、そのほとんどが郵便集配員です。ここでは、自転車、乗用車、配達用バンやトラックなど、合わせて6,000台の車両が使われています。そのうちの1,000台にZEPROのテールリフトが搭載され、作業をアシストしています。

車両の責任者であるRon Rijswijk氏は、車両コストの総額をできるだけ抑えるように努めています。

「この分野における競争は、ますます激化しています。オランダに他の郵便会社が参入してくる一方で、私たちも海外の事業展開を拡大したいと考えています。私たちの成功へのカギは、お客様、熱心なスタッフ、そして高品質の製品です。品質は、車両、選別機、ユニフォームから郵便物を束ねる輪ゴムに至るまで、私たちが使用するものにおいて最も重視される点です」と、Rijswijk氏は語ります。

荷役ソリューションにおいては、機械類が機能すること、そして整備間隔と待機時間をチェックできることが重要です。よいブランドは、たいていこの点を保証してくれます。そうでなければ、コストの総額がすぐに跳ね上がってしまいます」と、彼は言葉を続けました。

TNTでは、高さ2メートル、最大積載時には重さが200キロにもなるローラーコンテナで手紙類を輸送しています。1つの配達用バンには、6個のコンテナを載せることができます。

「信頼性に加えて、テールリフトには軽量さが求められます」と、Rijswijk氏は語り、その理由はテールリフトそのものと同様、実用性にあると説明してくれました。車両の重量については、郵便配達員が普通運転免許で運転できる程度の軽さを保たなければなりません。テールリフトが重くなれば、その分積載容量が減ることになり、車両が運べる郵便物の量に影響します。

では、適正価格とはどのようなものでしょうか?

TNT Postは、長年にわたってZeproと協力体制をとってきました。この提携関係がいつから始まったのか、誰も正確には覚えていないほどです。

「ただ、昔はリフトを買うだけで、故障したときの修理は自分たちで行っていたことは確かです。2003年の初めに、私たちは、Hiabとの間で、600台のZEPRO RZNH 75-90モデルのテールリフトの定期メンテナンスを含む保守サービス契約を締結しました」と、Rijswijk氏は語ります。

この契約のおかげで、TNT Postのテールリフトの信頼性はさらに高まり、ダウンタイムも減りました。

「予防保守の結果、メンテナンス修理中の代車を借りる件数が減り、修繕費用も削減されています。 これを私たちは、総合的コストマネジメントと呼んでいます」と、Rijswijk氏は強調します。

「もちろん、サービス契約を結ばなければ、もっと安くテールリフトを所有することができますが、将来を見据えた大局的な見方をしなければなりません。総合的な意味での最適価格を検討する必要があるのです」と、彼は言います。

このサービス契約の内容は1年に2回、TNT PostのテールリフトをHiabが徹底的に整備するというものです。TNTにはオランダ国内に243の拠点があり、整備予定のテールリフトがあるところに、Hiab社のサービストラックが向かいます。

サービス契約には修理は含まれていませんが、問題が起きた場合でも、TNT PostはHiabとうまく連携して対処しています。テールリフトが正常に機能しない場合、TNTの従業員は、メッペルにあるHiabのオランダ販売会社の本社に連絡することができます。そうすれば、最寄りの修理店からサービスエンジニアが現場に派遣されることになっています。

「これは、私たちにとってのワンストップショッピングです」と、Ron Rijswijk氏はこのコラボレーションを評価しています。

月曜日と正午

TNT Postでは、一日平均3、4台のテールリフトが整備されていますが、最も頻繁に不具合が起こるのが月曜日です。これに関して、実用面での説明は以下の通りです。

「私たちが扱う郵便物の中で、差出人が個人なのはわずか7%です。企業は、遅くとも金曜日までに手紙を宛先に届けたいと考えるものです。週の初めは、比較的取扱量が少なくなります」と、Rijswijk氏は言います。

整備には正午が最適です。というのもTNTでは、1日に2回郵便物の集配を行っているため、午前中と午後は車両が出払い、集配センターは空になってしまうからです。

「私たちの仕事のペースに合わせて、Hiabにいくつか調整をしてもらうことになりました」と、Rijswijk氏は語ります。

彼によると、柔軟性という観点からも、TNT Postに将来的な競争優位性がもたらされるだろうとのことです。いずれにしても、同社は、その日出された郵便物を、指定の時間、指定の場所へ当日中に届けることができるのです。

この仕事は、テールリフトがなくても成り立つでしょうか?

「テールリフトがなくても郵便物を配達することはできます」とRijswijk氏は認めています。「しかし、効率的に郵便物を配達するためには、テールリフトが必要なのです。」

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